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ボーイング社とEGAT社は世界初のラージ・カーゴ・フレイターを初披露
EGAT社はボーイング747-400型機を787ドリームライナーカーゴに改修

2006年8月28日

エバーグリーン・アビエイション・テクノロジーズ社(以下EGAT社)(台湾のエバーグリーングループ、エバー航空と、ゼネラル・エレクトリック社との合弁事業)とボーイング社は3機のボーイング747-400 LCF型機ラージ・カーゴ・フレイター(ドリームリフター)の初号機を公開いたしました。改修した機材はボーイング787ドリームライナーの巨大な主要部品を輸送するために使用されます。ボーイング社はEGAT社を特殊航空機転換会社に選定し、2005年より改修を開始いたしました。3機の航空機転換プログラムは2007年に完了いたします。



世界初のボーイング747-400LCF型機は台湾の中正国際空港(現在は桃園国際空港)のEGAT社格納庫にて行われた記念式典で、ファンファーレが鳴る中、初公開されました。EGAT社会長 王 宜恭(David Wang)氏とボーイング787型プログラム航空機開発および製造担当バイス・プレジデントであるスコット ストロード(Scott Strode)氏の共催による式典が開催され、台湾行政院交通部部長、桃園県県長、経済部部長、工業局局長、民航局局長、米国交流協会会長、エバーグリーグループ総裁 張 榮發氏など多くの来賓が式典に出席いたしました。エバーグリーン交響楽団による演奏を行い、約300名を上るボーイング社とEGAT社LCFチームに賛辞を送りました。楽団の28人は、張 榮發総裁がデザインした伝統的な濃紺の船長の衣装と帽子を纏い、クラッシックアンサンブルを演奏いたしました。また、女性が着用した帽子はエレガントで注目を浴びました。


ボーイング787型プログラム航空機開発および製造担当バイス・プレジデント、スコット ストロード氏は次のように語りました。
「わずか18ヶ月で特殊な航空機を改修するとは信じられませんでした。非常にタイトなスケジュールの間にLCFチームはパートナーシップとパフォーマンスを発揮しました。LCFの役割は787を成功させる重要な役割を担っています。航空機で巨大な主要部品を輸送することは、我々が787型機の為に計画した無駄のない世界的な生産システムの根幹になっています。」
特殊航空機転換の受注は、世界の航空機メンテナンス、修理とオーバーホール(MRO)業界のリーダーより選ばれました。EGATの成功は、全世界のMRO業界としての地位を確立し、今後成長が望まれる、台湾での航空機転換市場の足がかりとなります。

EGAT社会長 王 宜恭(David Wang)氏は次のように語りました。
「我々は、残りの2機も予定通りの転換作業を終了すると確信しており、ドリームライナーの順調な生産開始をサポートします。また、ボーイング社が転換に際しEGAT社を選択したことを誇りとしております。」

世界初のラージ・カーゴ・フレイター(ドリームリフター)について
巨大な航空機は3機の特別機の初号機で、ボーイングの工場があるワシントン州エバレット行われるボーイング787ドリームライナーの最終組み立ての主要部品の輸送に使用いたします。ボーイング747-400型旅客機を改修し、ボーイング747-400 LCF型機は世界で一番大きな貨物を搭載することが出来ます。内部は、65,000立方フィート(1,845立方メートル)でボーイング747-400 F貨物型機(24,900立方フィート、115トン)の約3倍の搭載量を誇ります。ボーイング747-400 LCF型機は「スイングテール」を採用し、長大な主要部品を早く、簡単に搭載することが出来ます。

ハイテクを生かした航空機改修
ボーイング747-400 LCF型機改修プロジェクトは航空機改修の最高の技術力を実証します。要求された改修を実行するには、新品のボーイング747-400型機を生産もしくは旅客型から貨物型への転換よりも難易度が高くなっております。ボーイング社はグローバルに展開している専門チームにLCFの部材やシステムを設計させました。地上テストと試験飛行に加えボーイングチームは作業状況を監督、また毎日のプログラム進捗状況を管理しております。EGAT社は新しい改修プログラムの導入やテストするだけでなく、設計から技術者や専門家の為の作業計画を作成しLCFの仕様どおりの改修を行っています。EGAT社は2005年6月より公開式典が開かれた第2格納庫にてボーイング747-400 LCF型機転換作業を開始しました。最初にボーイング747-400型機の胴体・尾部上部を切断後、機体を搭載部の拡張、延長を行いました。また、787ドリームライナーの巨大な主要部品が早く、簡単に搭載できるようスイングテールも装備しております。

ボーイング747-400 LCF改修プロセス
世界初のボーイング747-400 LCF型機には、450人のエンジニア、技術者、整備士、組み立てスペシャリスト、品質管理の専門家、地上支援職員によって375日500,000時間以上を費やしました。新しい航空機は、表面積20,400平方フィート以上(1,836平方メートル)に850,000本以上のリベットで保持しております。EGAT社とボーイング社はLCFの初号機を完成させる為、一日16時間作業の2交代制シフト体制を取りました。
EGAT社が担当しロールアウトした改修作業は会社の技術力の高さを証明し主要なMRO産業のマイルストーンとなることでしょう。

将来の進捗について
EGAT社は2005年11月に第2号機の組み立てを開始しました。現在65%の転換作業が完了しております。第3号機は2007年に改修を開始する予定です。EGAT社は残作業
プログラムが円滑に推移するようボーイング社と密接に協力しております。

EGAT社について
エバー航空とGEエアクラフトエンジン社(世界最大のエンジンメーカー)は1998年9月にエバーグリーン・アビエイション・テクノロジーズ社を合同で設立いたしました。GEエアクラフトエンジン社の最先端な航空機技術とエバー航空の航空会社としての経験を生かし、世界に通用する各キャリアの要望沿った、最高品質のメンテナンスサービスを提供しております。
EGAT社の先進の施設は、予備部品と機器の倉庫、2つの大型航空機対応の格納庫、120,000ポンドのエンジンテストセルなどがあります。
また、第3格納庫を建築しており、2007年4月に完成予定をしております。EGAT社は1,700人の従業員がおり、予備部品とメンテナンスサービスをGEエアクラフトエンジン社、ボーイング社に提供するほか約30の航空会社にもご利用いただいております。
2004年4月の787のローンチ以来、32の航空会社から420機の受注とオプション確約を受けました。内377機はリストプライスで590億ドルもの確定注文となっており、ドリームライナーは歴史的に最も成功した民間航空機ローンチとなりました。