ニュースリリース
エバー航空とEGAS、IATA CEIV Pharma認証を再取得 医薬品物流における卓越性を証明
4月 18日, 2024
エバー航空とエバーグリーン・エアライン・サービスコーポレーション(EGAS)は、国際航空運送協会(IATA)の医薬品物流における独立評価機関(CEIV Pharma)認証を再取得しました。この認証は、台北桃園国際空港においてのエバー航空とEGASのコールドチェーン向け航空・地上サービス業務が最高水準にあることを証明するものです。また、エバー航空は台湾を拠点とする航空会社では唯一認証を受け、航空業務と地上ハンドリング業務、両方の認証を同時に取得した数少ない世界の航空会社の一つで、世界有数のワンストップ・コールドチェーン医薬品輸送会社としての地位を強化しています。
IATAは、世界の医薬品輸送ニーズの一貫性と標準化を提供し、航空輸送サプライチェーンを標準化し、安全で信頼性の高い物流基準を確立するための支援を行っています。CEIV(Center of Excellence for Independent Validators)Pharma認証は、コールドチェーン輸送業界で最高水準とみなされ、3年ごとに再認証が義務付けられています。企業は、既存のコールドチェーン施設のアップグレードや新設のために莫大な資金を投資することに加え、従業員が専門的な訓練を受け、CEIV認証の要件に従って完全な品質管理システムを確立し、輸送と保管に関する国際基準に準拠するよう手配しなければなりません。特に温度に敏感な特殊医薬品の取り扱いには、厳格な基準と設備の必要性が強調されています。
エバー航空とEGASは、医薬品コールドチェーン輸送のリスク評価と管理に特別な注意を払っており、認証プロセスでIATAから高く評価され、2021年に初めて認証を取得しました。近年、医薬品コールドチェーン輸送の年間平均成長率は30%に達し、今回の再認証でコールドチェーン輸送のビジネス成長に貢献、台湾のバイオテクノロジー産業にプラスの効果をもたらし、より世界とつながることを期待しています。
コールドチェーン物流の厳しい温度管理条件での輸送に対し、エバー航空では2018年から専門家チームを結成し、国内外の多くの温度管理コンテナサプライヤーと協力し、冷蔵、低温、極低温などの輸送サービスを提供しています。温度制御コンテナは、ドライアイスを使用せずに物理的および化学的反応を利用し、144時間まで低温を保つことが可能です。コンテナには、輸送製品の温度と湿度を追跡可能なモニターを設置、安全・便利で迅速なコールドチェーン輸送サービスを提供しています。COVID-19流行時には、ワクチンの輸出入に迅速な航空輸送サービスを提供し、医療防疫に貢献しました。
コールドチェーン輸送の進歩は経済発展を促進し、また、未知の伝染病に直面した場合、物資の輸送という重要なニーズに対応する役割が証明されています。IATAのCEIV Pharma 認証で、エバー航空とEGASのブランドイメージを向上し、お客様からのさらなる信頼獲得につなげるとともに、世界の医薬品コールドチェーン輸送の強力なサポーターの一員として、世界の人々の健康な生活を支えてまいります。