エバー航空の強み
ゼロから5つ星サービスを提供する航空会社へ
エバーグリーングループの総裁兼創業者の張栄発は、コンテナ運送業界をリードしていた関連会社エバーグリーンラインの優れた運輸能力と質の高いサービスを基盤として1989年にエバー航空を設立し、空輸業界に進出しました。航空機26機の購入契約を締結し、品質サービスと安全性に対して高い基準を設けました。
就航以来、30年以上にわたり追求してきた質の高いサービスと安全性が認められ、国際的な品質評価組織のSKYTRAX社から5つ星エアラインと評価されるようになりました。このすばらしい評価に加え、エバー航空は世界のベスト航空会社でも上位にランクインしています。
世界を結ぶフライト
1991年7月1日の就航時、エバー航空は非常に高い目標を掲げました。現在は、アジア、中国本土、ヨーロッパ、北米、オセアニアを結ぶグローバルなネットワークを展開し、ビジネスと観光の主要都市60ヵ所以上に運航する航空会社へと成長しました。中国本土の各地域に乗り入れ、他の主要航空会社とのコードシェア便によって世界中に旅客およびカーゴサービスを提供しています。
エバー航空はスターアライアンスにも加盟しています。スターアライアンスを通じて、190ヵ国以上、1,300都市以上を結ぶ広大なネットワークを構築し、円滑なグローバルサービスを実現しています。また、台北桃園国際空港に拠点を置くこともアジアで地理的な強みとなっており、さらなる利便性をお届けしています。
大きなアイデア、細部への配慮
エバー航空は、就航当初から日々質の高いサービスを追求し、常に改善を目指してきました。継続的に基準を引き上げ、快適さを高めるとともに、配慮、対話、思いやりなど、お客様のニーズに合わせたアプローチによって、チェックインおよび搭乗サービスの向上に努めています。
1992年12月、エバー航空は世界に先駆けてプレミアムエコノミークラスを導入しました。このプレミアムエコノミークラスは、ビジネスのお客様からも観光のお客様からも常に高い人気を博しており、航空業界に新たな風を吹き込みました。
快適さとラグジュアリー感
2012年、エバー航空はボーイング777-300ER型機を追加し、ロイヤルローレルクラスというビジネスキャビンを導入しました。5つ星のラグジュアリー感と快適さを備えたワンランク上のビジネスクラスです。ロイヤルローレルクラスには、通路に直接出られる心地よいフラットベッドの座席が用意されており、お客様はターンダウンやソムリエスタイルのワインサービスなど、きめ細かなサービスをお楽しみいただけます。タッチ画面のエンターテイメントシステムは、電子機器への接続が可能で、充電コンセントを備えています。ボーイング777-300ER型機では、Wi-Fi、国際ローミングにも対応しています。
極上のシャンパンやワインと一緒に、ステーキやロブスター、またはヘルシーなお料理をどうぞ。アメニティも豪華なものをご用意しております。心地よいパジャマでゆっくりとおやすみになったり、高級スパ製品でリフレッシュなさったりしてください。ロイヤルローレルクラスはすべての長距離路線でご利用いただけます。
未来の飛行機
エバー航空はボーイング社と業界最新のエアバス社の航空機を合わせて80機以上所有しています。さらに、ボーイング787ドリームライナーを24機追加しているところです。そのうち4機の787-9型機はすでに運航を開始しています。残りの20機の787-10型機についても継続的に導入を進めており、2022年までにすべてのドリームライナーが揃う予定です。
787ドリームライナーはGEの先進的なGEnxエンジンを搭載しており、従来の広胴型航空機と比較して、燃料消費量と温室効果ガス排出量を20%削減できます。787型機は燃料効率と航空距離にも優れているため、運航パフォーマンスをさらに向上させることができます。
ボーイング社が開発したドリームライナーによって客室の快適性も向上します。ボーイング787型機は、機内の空気を改善する高度な空気ろ過機を備えています。787型の機体には、より気密性の高い複合材が使用されています。他の民間ジェット機と比較して、787型機では機内湿度を3~4倍高くできるため、空気の乾燥を解消できます。また、航空機の客室与圧を制御して、高度を標準の8,000フィートではなく、最適な6,000フィートのように感じさせることができます。これにより、お客様の血中酸素濃度を高め、頭痛や疲労を軽減できます。
エバー航空は、今回の新型ロイヤルローレルクラスの座席デザインに、航空会社としての国際的なブランドイメージとドリームライナーのみが持つ独特な職人技を融合させるため、BMWのグループ会社であるDesignworks社を選びました。デザインチームは従来の航空機デザインのコンセプトから離れ、空間とブランドのコアコンセプトを使用することで、オーダーメードのビジネスクラスシートを特注の客室内にシームレスに調和させました。すべてのお客様に、より快適な空の旅をお届けします。エバー航空はボーイング社と長年のパートナーであるTeague社に、ボーイング787ドリームライナーのエコノミークラスをエバー航空仕様の全く新しいデザインへの変更を依頼しました。一方で、エコノミークラスの座席には有名なドイツの自動車シート会社であるRECARO社の人間工学に基づいて設計されたシートを採用しました。
創造的で革新的
エバー航空では、ハローキティジェットによる空の旅をお楽しみいただけます。明るく、かわいくペイントされたハローキティジェットに、100を超える機内サービスグッズを取り揃え、お客様にワクワクするような時間をご提供します。2016年、エバー航空はGlobal Traveler誌のレジャーライフスタイル賞で傑出したカスタマイズサービスに贈られる「Outstanding Customized Service」を受賞し、英国のDaily Mailからは世界のベスト塗装機として「World's Best Plane Liveries」賞を贈られました。
エバー航空は、ラグジュアリー感、スタイル、食事で世界をリードする専門家たちと協力し、その創造性と独自の革新的精神を融合することで、これまでとは一線を画する豪華で快適な空の旅をお届けします。エバー航空は、ミシュランで三つ星を獲得した京都のシェフ、中村元計氏、中華料理のマスターシェフ、黃清標氏と提携し、特別に考案された機内食メニューを一部の路線で提供しています。さらに、創業100年のフランスのベーカリーPAULと台北の人気パティスリー店Yellow Lemonによるデザートも機内で提供しています。また、すべてのフライトで新鮮な季節の食材を使った料理と極上のワインを提供しており、一部の路線では最高の贅沢を感じられる繊細なメニューをご用意しています。
エバー航空は、有名なファッションデザイナーのJason Wu氏、Rimowa、Georg Jensen、Salvatore Ferragamoなどのラグジュアリーブランド、スターシェフたちと提携し、ロイヤルローレルクラスおよびプレミアムローレルクラスのお客様のために魅力的な機内アメニティやサービスアイテムをご用意しています。
受賞歴を誇るサービス
エバー航空は、2016年以降毎年スカイトラックス社の5つ星航空会社に認定されています。読者の投票によって決まる「Travel + Leisure」誌の世界最高の「国際エアライントップ10」にもランクインし、TripAdvisorのトラベラーズチョイスアワードの航空会社部門を何度も受賞しています。AirlineRatingsによる世界のエアライン上位20社にも常に選ばれています。
安全第一
「安全」は、エバー航空の基本的価値というだけではなく、すべてのお客様に対する約束でもあります。エバー航空は、トレーニング、メンテナンス、ルート計画、人事管理を通じて、フライトの安全管理に関する包括的なフレームワークを確立しました。また、フライトの安全性を高めるためにいくつかの安全管理システムも導入しました。エバー航空は、飛行機の運航に関するリスク評価システム(FORAS)を活用し、各フライトの前にリスク評価を実施しています。FORASは、乗務員の情報、気象情報、空港NAVAIDS、航空機MELなどのデータを自動的に取得し、出発の2時間半前にリスク評価レポートを作成します。フライト任務にあたる乗務員は、iPadを用いた携帯型電子フライトバッグを使って、離陸時、運航中、着陸時のリスクを把握できます。また、乗務員の業務、航空機の状態、外部環境などに関する安全上の注意も確認できます。FORASにより、乗務員は状況を把握しやすくなり、運航リスクを効率的に管理することができます。
エバー航空はフライトの安全性向上に努めており、その安全実績は世界中で認められています。エバー航空は、IOSA認定(2年ごとに更新が必要なIATAの運航安全監査プログラム)を取得した台湾で初めての航空会社です。それに満足することなく、2005年以降も引き続き「ゼロ所見」という傑出した結果を挙げて賞を獲得しています。 また、エバー航空はJACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)とAirlineRatings.comによる世界で最も安全な航空会社上位20社にもランクインしています。エバー航空はフライトの安全性を確保するため、常に1つ先を行く対策を取っています。その一方で、お客様にこの上ないサービスと快適な旅を提供するため、高い水準を維持するよう努めています。
信頼は当然のこと
エバー航空は創業以来、世界中で信頼を得てきました。エバー航空のカーゴサービスは、世界的に有名な博物館の貴重な芸術作品や保護団体から託された絶滅危惧種を頻繁に輸送しています。
社会的責任、環境への配慮
エバー航空は社会貢献に取り組み、地元の文化と国際的な芸術の推進に寄与します。慈善活動に参加し、社会的ニーズに応えます。また、エバー航空は、台湾のゴルフ、テニス、バドミントンの選手およびマラソンランナーのスポンサーとなり、台湾のスポーツ界を支援しています。
エバー航空の安全教育センターを設立し、安全教育を積極的に推進しています。さらに、航空専門家の育成と台湾の航空宇宙水準の引き上げを目的とした産学連携プログラムにも携わっています。
世界中のエバー航空のオフィスおよび運航で、CO2排出量の削減、騒音の削減、資源の節約、廃棄物の管理につながる取り組みを行い、環境保護を促進します。当社の環境への取り組みについては、企業の社会的責任(CSR)のウェブサイトで詳しく説明しています。
グローバルプレゼンスの確立
世界クラスの航空会社になることを目標に設立されたエバー航空は、確固たる決意を持って最高水準のサービスと安全性に取り組み続けています。その姿勢は、国内外のメディア、航空業界の各組織、旅行団体、政府機関などから高く評価され、さまざまな賞を受賞しました。これらの賞は、エバー航空が世界を代表する航空会社になるという目標に向かって正しい道を進んでいることを示す証であり、これを礎にエバー航空は着実にネットワークを広げています。